株式会社 太陽画廊

鍋島正一展 1998年

フィレンツェ、この美しい古都の名は花の女神フローラに由来するという。画家が最も愛する古都、フィレンツェ。
作品のなかに農家のような砦のような建物が見え、その前で一日の労働の後の憩いのためか、それとも豊饒収穫を神に感謝するためなのか、楽器を奏でる人達がいる。建物の壁に夕日が赤く映えて美しい。
刻が旋律をやさしく空へ運んで行き、もうすぐ宵の明星が輝きはじめるでしょう。画家のロマンに満ちたノスタルジーがとめどなく大きく広がっていきます。
<太陽画廊/大阪>

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